高校中退して、アニメーターになるには?

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「クール・ジャパン」という言葉があるように、日本の様々な文化は世界中の人に人気があります。その中でも特に世界から注目を集めているのが、日本のマンガ、そしてアニメの文化です。日本の様々なマンガ、アニメは、多くの外国人を魅了しており、日本人を遥かに凌ぐ知識を持つ外国人のアニメファンも少なくありません。

また、日本国内においてもアニメ文化の浸透により、声優やアニメーターなど、アニメに直接携われる仕事に就きたい人が増えています。アニメーターの仕事は、キャラクターや背景などの動きを1枚1枚の絵にすることです。

様々な工程を経て作られるアニメーションですが、アニメーションはその基本とも言える「作画」を担当していきます。作画には、原画を描く「原画マン」と動画を描く「動画マン」が存在し、新人のうちはまず動画を担当するのが一般的です。

アニメーターになるには、アニメーター向けの専門学校や美術大学に通い、必要な知識や技術を習得します。現在、日本で活躍しているアニメーターの大半はフリーランスであるため、特に学歴が重視されるわけではありません。ただ、アニメーションの専門学校では「高校卒業」を受験資格としているところが多いため、高校中退をしている人の場合はどうしても敷居が高くなってしまいます。中には高校中退でも入れる「美術予備校」というものも存在しますが、ここに通うのはほとんどが現役の高校生であり、高校中退の人が通うのはどうしても躊躇われてしまいがちです。

しかし、高校中退しているけれど、アニメーターになる夢は諦めたくない、そんな人も多いと思います。そのような人におすすめなのが、「高卒認定試験」です。高卒認定試験は、文部科学省が実施している、様々な理由により高校中退を余儀なくされた人向けの試験です。高卒認定試験に合格することで、高校中退の人でも高校卒業者と同程度の学力があるとみなされます。

一言で言ってしまえば、高卒の「資格」が取得出来るのです。アニメーターを目指しているが高校中退をしているために専門学校への入学が難しい人は、この高卒認定試験を受験して、高卒の資格を取得するのが夢の実現への近道です。

高卒認定試験は高校中退の人を始め、不登校の人や通信制、定時制高校に通う現役の高校生、全日制高校の現役高校生、そして既に社会人として働いている人でも受験資格が与えられています。高卒認定試験は年に2回行われており、難易度はセンター試験よりも簡単と言われています。偏差値に換算するとだいたい35から45程度であり、センター試験に比べると難易度は低めに抑えられています。

試験に出題される範囲も、中学校から高校2年生前半までであり、出題される問題も基礎的なものが多いため、独学でも試験の合格は可能です。高卒認定試験の合格率は毎年40%程度ですが、この試験に合格すれば高校を卒業していなくても高卒の資格を取得出来るため、何らかの事情によって高校中退をしてしまった人は、高卒認定試験の受験を前向きに検討してみはいかがでしょうか。

特に、アニメーターというような明確な夢を持っている人は、この資格を取ることで夢にぐっと近づくことが出来ます。また、高卒認定試験以外にも「通信制高校」という選択肢もあります。通信制高校は、定時制や全日制などの高校と異なり、レポートや面接指導、試験などを通じて単位を取得していきます。

通常の高校と異なり、学校に登校するのは年に数日であるため、何らかの事情で高校中退をしてしまった人でも通うことが出来ます。また、通信制高校は「単位制」と呼ばれる制度を採用しており、留年が存在しないため、自分の好きなペースで学習を進めることが出来ます。もちろん、通信制高校を卒業すれば高卒の資格を得ることが出来ます。

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